vol.9:スーパーフード、あなたはいくつ知っている? | 株式会社マインドフルヘルス
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2019.10.17 メルマガバックナンバー vol.9:スーパーフード、あなたはいくつ知っている?

2018.9.19配信

こんにちは!山下あきこです。

今日の話題はスーパーフードです。

スーパーフードとは、一般的な野菜や果物より特定の栄養素が多く含まれる食物のことを言います。
アメリカでは30年くらい前からある概念で、特に2000年代から有名なモデルや俳優、美意識や健康意識の高い人たちの間で取り入れられるようになりました。
サプリメントに頼らなくても、日常の食生活に取り入れることで不足しがちな栄養素を補えるのが魅力です。

スーパーフードで最近注目を浴びているものにはこんなものがあります。

・キヌア
・チアシード
・アマランサス

どれも南米産の植物で、たんぱく質、アミノ酸、食物繊維、ミネラルが豊富です。輸入食材を売っている店なら、大抵見つかります。
キヌアとアマランサスは穀物で、白米よりもたんぱく質やマグネシウム、亜鉛、鉄、ビタミンB群が豊富です。白米と一緒に炊くと、腹持ちがよく太りにくい嬉しい食材です。
チアシードは、食物繊維が豊富で水で大きく膨らむのが特徴。オメガ3脂肪酸や鉄分も摂れます。

オイルでは、エゴマ油、ココナッツオイル、アボカドオイル、ヘンプシードオイル、パンプキンシードオイル、アルガンオイルなどが栄養価が高く、生活習慣病の予防に役立つとされています。
しかし、日本には素晴らしいスーパーフードがすでにたくさん存在します。わざわざ遠い国から高価な食材を仕入れて少量ずつ食べるよりも、日本の食材の方が安価で手に入りやすく、新鮮でカビなどが発生する確率も低く安心です。
どんな食材も一時のマイブームで終わっては健康にはつながりません。
では、身近な和食材のスーパーフードをご紹介します。

・わかめ、ひじき、のり
ビタミンK、葉酸、マグネシウム、カリウム、水溶性食物繊維が豊富です。のりにはビタミンB12が含まれ、貧血や疲労に効果があります。
日本人には海藻を分解して取り込む酵素が腸に存在する人が多いそうです。腸内細菌を整えるために欠かせない食材です。

・味噌
味噌は大豆に米、麦、豆、麹、塩が加わって発酵したもの。乾燥大豆はバランスの良いアミノ酸が多く含まれ、肉や卵に匹敵する良質のたんぱく質です。さらに大豆を発酵させると、アミノ酸やビタミンが生成されてたんぱく質の消化吸収も良くなります。味噌の摂取で胃がんや乳がんのリスクが下がるという報告もあります。
大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをします。ただし、腸内にイソフラボンの酵素活性を持たない人も多くいるので、すべての人に女性ホルモンに似た効果があるとは限りません。

・納豆
大豆を煮て納豆菌を加えて発酵したもの。発酵過程でナットウキナーゼというタンパク分解酵素が生まれます。これは血栓を溶かす作用があります。ビタミンB2も多く、脂肪の代謝を高めて肥満を予防します。疲労回復や美肌効果もあります。もちろん、味噌同様、イソフラボンも含まれます。

・抹茶
直射日光を避けて育てたお茶の新芽を蒸し、揉まずに乾燥させたものを臼でひいたのが抹茶です。
ポリフェノールの一種のカテキンは、悪玉コレステロールを減らし、脂肪の吸収を穏やかにします。抗菌作用による感染予防効果、抗酸化作用によるアンチエイジング効果があります。
さらに注目したいのがテアニンです。緑茶のうま味の成分ですが、これはリラックス効果が高くストレス軽減に役立ちます。そのほかにもサポニン、ビタミンC、B2、クロロフィル、ギャバなど多数の栄養素を含みます。
ただし、お茶の葉は農薬の使用量が多いことで有名です。葉をそのまま体内に取り込む抹茶は有機栽培の質の良いものを選びましょう。

そのほかにもここでは語り尽くせないほど、日本のスーパーフードは数多くあります。
そば、ゴマ、小豆、玄米、あわやひえなどの雑穀、自然薯、しょうが、豆腐、高野豆腐、甘酒、黒にんにく、干し椎茸、切り干し大根、梅干し、しらす、ぬか漬け・・・

どれを取っても、素晴らしい栄養素がたっぷりです。でも、だからといって一つの食材ばかり毎日たくさん食べ続けると逆に害になることもあります。
毎日バリエーション豊かに取り入れて、食を楽しみながら最高の体調を手に入れましょう!

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