vol.7:ポリフェノールは1つじゃない! | 株式会社マインドフルヘルス
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2019.10.03 メルマガバックナンバー vol.7:ポリフェノールは1つじゃない!

2018.8.22配信

こんにちは!山下あきこです。

夏の野菜や果物はみずみずしくて美味しいですね。山下の自宅では小さな苗木から育てているデラウェアがたわわに実り、先日大量に収穫しました。ぶどうには、多くのポリフェノールが含まれています。とくに皮や種にも貴重な成分が多く含まれるので、実だけ食べて皮と種を捨ててしまうのはもったいない話です。
そこで、今年はぶどうを丸ごと使って酵素ドリンクを作ることにしました。

今日はポリフェノールについてのお話です。

ポリフェノールって何?
ポリフェノール(polyphenol)は、たくさんの(ポリ)フェノールという意味で、ほとんどの植物に含まれる色素や苦みの成分です。なんと、5,000以上もの種類があります。

ポリフェノールの健康に対する効果
1)美容効果、内臓の老化防止
  抗酸化作用が強いので老化物質を作り出すのを阻止し、肌や髪、血管、内臓を若々しく保つのに役立ちます。
2)抗がん作用、認知症予防
  有害物質を無害化する働きがあり、がんやアルツハイマー病などの予防にも役立つとされています。とくに近年発見されたレスベラトロールの抗がん作用、長寿作用は有名です。
3)血糖、血圧の正常化
  カカオポリフェノールの血管拡張作用は、血圧の上昇を防ぐ効果があります。
4)殺菌作用
  カテキンには抗ウイルス作用があります。
5)更年期の身体・精神症状改善
  ぶどう種子プロアントシアニジンは、更年期症状に加えて、筋肉量増加、血圧低下の効果も報告されています。

どんな種類があるの?
最近注目のポリフェノールの中で代表的なものをいくつかご紹介します。
 1.カテキン:緑茶
 2.プロアントシアニジン:ぶどう、赤ワイン、ブルーベリー、ナス、カシス
 3.イソフラボン:大豆、豆類
 4.カカオポリフェノール:チョコレート
 5.コーヒーポリフェノール:コーヒー豆
 6.ルチン:そば
 7.クルクミン:ターメリック
 8.フェルラ酸:玄米
 9.ショウガオール:生姜
 10.レスベラトール:赤ワイン

どのくらいの量を摂ったらいいの?
日本人の食事摂取基準2015では、ポリフェノールの目安量は記載されていません。欠乏や過剰摂取による健康障害の報告はほとんど見られません。ただし、大量に摂取しても持続効果は2,3時間ですから、時々大量に摂取するより、毎日数回に分けてこまめに摂取することをお勧めします。

ポリフェノールの摂り方のコツ
一緒に牛乳を飲むと吸収が阻害されるので、せっかくポリフェノールをとるなら時間をずらして摂取した方が良いでしょう。
ビタミンCは吸収を高めてくれます。ちなみに、プロアントシアニジンは皮や種子に多く含まれるので、皮を取り除いて作られる白ワインにはあまり含まれていません。

 

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