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2020.11.12 メルマガバックナンバー vol.50 依存を断つ3日間チャレンジのすすめ

2020.7.1配信
 
こんにちは。山下あきこです。
今回はやめたいけどやめられない習慣についてです。
 
新型コロナウイルスに伴う感染拡大防止のための自粛期間中は行くべきではないとされる場所が沢山ありました。パチンコ店もその1つです。
換気の悪い閉鎖空間、密接する席、不特定多数の人が触るパチンコ台、タバコの煙とともに吐き出される人々の呼気・・・向かい合っておしゃべりしたり触ったりしなくても感染リスクが高いのは容易に想像できます。
それでも多くの人が行列を作ってパチンコ店の開店を待っていました。マスクをつけて行列に並んでいた方は、インタビューされて子言っていました。
 
「別にコロナにかかってもいいと思ってます。」
 
このメルマガを読んでいる人の多くが、こんな状況でパチンコに行くなんて理解できないのではないでしょうか。自分が感染すると人にウイルスをばらまくかもしれないのに、何と自分勝手な行動だろうと。こんな時くらいなぜやめられないのかと。
しかし、こうした人々の行動は、単にモラルに欠けているからではなく、依存症の症状からきているのです。このパチンコ依存のことを学術的には病的賭博と呼びます。
脳から探求のホルモン、ドパミンが過剰に分泌されるとこのような状態になります。パチコで勝つと、βエンドルフィンという快楽ホルモンが分泌されます。βエンドルフィンが分泌されると、この快楽をもう一度味わおうと、探求のホルモンドパミンが分泌されます。
このような依存症はパチンコの他にもあります。タバコ、麻薬、アルコールなどです。そして、糖質や炭水化物、塩分や脂質の多い食事も同じ仕組みで私たち人間の脳を操っています。
 
それでは、自分に依存症はないと思った人にお聞きします。
 ・イライラしたら、何か間食が欲しくなりますか?
 ・仕事で頑張って疲れた日に、ビールを飲もうと思いますか?
 ・これ以上食べたら太るなと思いながら、お皿の残りを全部平らげることはありますか?
 ・お腹いっぱいなのに、デザートが欲しくなることがありますか?
 ・用もないのにコンビニに立ち寄っておやつを買って帰ることがありますか?
 ・スーパーでお菓子やお酒のコーナーをチェックするのが習慣になっていますか?
 ・蒸し鶏より唐揚げの方が美味しそうだと思いますか?
 ・2日に1回以上パンを食べますか?
 ・週に1回以上麺類を食べますか?
1つでも当てはまることがあったら、食べ物への依存の傾向があります。食べ物もパチンコで勝った時と同じようにβエンドルフィンを出し、私たちを依存させてしまうのです。
 
まず、嫌なことがあったり疲れたりしたときに、食べ物や飲み物を得ようとするのは、お腹がすいたという体が欲するサインではなくて、脳の不快を快楽で打ち消そうとしている証拠です。
ストレスを感じた時に、脳が自動的に快楽を求めようとして糖質や、塩味+油などの摂取に向かっているのです。甘いもの、炭水化物、塩味や脂気のあるものは脳に依存を起こさせる代表的な食べ物です。
この依存が日常的になると、次にイライラしたときやご褒美が欲しくなったときにいつでもレスキューできるように、自宅にストックしておくようになります。その結果、大きなストレスがなくても、視界に入ったらすぐに快楽が得られる食べ物を口にするようになっていきます。
さらには、家におやつやビールがないと、すぐに口に入れられないことにイライラするようになります。お腹を満たすものは他にもあるのに、特定のものが食べたい、欲しい、というのは明らかに依存の兆候です。
ちょっと大げさに思えるかもしれませんが、依存の仕組みを知っておくと日常生活の様々なところで、自分の行動の癖に気づくのに役立ちます。
 

求めた快楽は得られているか?
大きな仕事を終えてほっとした夕方、何か美味しいものをガッツリ食べたいという気持ちになるかもしれません。お客さんに理不尽な事を言われて腹が立った時、帰ったらビールをたくさん飲もうと思うかもしれません。これは、大きなストレスを大きな快楽で打ち消そうとしている脳の働きです。
では、お腹いっぱい食べたりビールを飲んだりした時に求めたような快楽は得られているでしょうか?イライラが取れてあースッキリした!と思えているでしょうか。私はそうは思えません。
逆に、痩せたいと思っていたのに食べてしまった罪悪感、体の重たさや不快感、飲み過ぎた翌日の体調の悪さなどで結果的に不快が増すことの方が多いのではないかと思います。
元のストレスを消すこともできず、不快を増すということに気づくと、「甘いもの」「満腹になること」「お酒」などに求めていた快楽は幻想だったと思うようになります。
ただし、依存している間は幻想だと分かっていても食べたり飲んだりしたくなるでしょう。

3日間断つ
そんな時にお勧めするのは、3日間断つことです。ちょっとずつ断つより一気にまとめて断つ方が、その後が楽なのです。タバコをやめたい人に、1日1本ずつ吸い続けてもいいよというでしょうか。それは逆に拷問のようなものです。いつまでたっても吸いたい気持ちが抜けないからです。
食べ物への依存も同じなのです。栄養のある美味しい食べ物は、今依存している食べ物の他にもたくさんあるのです。ラーメン、パン、ケーキ、ビール・・・悪いと思いつつしょっちゅう食べているものがあれば、3日、できれば1週間から1ヶ月やめてみましょう。
その後、どのくらい食べたいと思うか感じてみてください。以前よりずっと欲しくなくなっているはずです。

何かの食べ物がどうしても好きと思ったら、少しの間離れてみて新しい自分を発見してみるのも楽しいですよ。

 
 
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