vol.17:なにを食べるか、どこで食べるか。 | 株式会社マインドフルヘルス
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2019.12.12 メルマガバックナンバー vol.17:なにを食べるか、どこで食べるか。

2019.3.6配信

こんにちは!山下あきこです。
今回のテーマは「外食」です。

年度末に差しかかり、歓送迎会が増える時期ですね。
実はここだけの話ですが、私は2018年3月に「やせる呼吸」を執筆した後に徐々に体重が増えていました。気がつけば、当時と比べると4kg増加です。
これは健康習慣を作る講師としてはちょっと恥ずかしい事実。人に教えるなら自分がきちんと実践して結果を出して、自信を持って伝えたいところです。
 
そこで当社で4月から始まる新しいダイエットプロラムを、私自身がモニター参加者として実際に行いました。

すると、ちゃんと戻りました。1ヶ月で4kg減量成功です。地道にやれば、我慢しなくても習慣って変えられるんだなあと実感しました。何より嬉しかったのは体重が戻ったことより、無理なく食行動や運動習慣が変わったことです。

私に起こった変化は以下の4つです。

 1.外食する事、コンビニに行く事が減った。
 2.食事の途中でお腹いっぱいと思うようになった。
 3.食物繊維を多く摂るようになった。
 4.お酒をほとんど飲まなくなった。 
(このプログラムの内容については、後日紹介します。)

前置きが長くなりましたが、
今回のテーマ「外食」について。

私は外食に行く回数を減らし、野菜や大豆、海藻を使った料理を増やしました。
たまに出張先で外食することがありましたが、出張以外は自宅で食べるか弁当などでした。今までは外出中に食事の時間が来ればどこかで食事をするという感覚でしたが、大きく時間がずれても家で食べる事を選択するようになりました。これが大きな成功のカギだった気がします。ヘルシーな外食を探すのは困難です。大抵の場合、炭水化物が多くて高温調理のものがメインです。レストランを利用される方もおられると思いますが、社員食堂を含めて外食を減らすことがどれだけカロリー摂取が減って栄養素を満たすことにつながるかを考えると、健康へのメリットは計り知れません。

外食に関する昨年12月に出た研究結果を一つご紹介します。

米国・タフツ大学のSusan B. Roberts氏らが行った、「5カ国のレストランにおける食事の総エネルギー量の比較研究」によると、
米国、中国、フィンランド、インド、ブラジルの主要都市のレストランでは、94%のメニューが600kcal以上ありました。ファストフードでは、74%以上のメニューが600kcal以上という結果でした。Roberts SB, et al. BMJ. 2018;363:k4864.
さらに、あまり体を動かさない一般的な女性であれば1回の外食で1日の必要ネネルギーの70−120%を摂取する可能性があることもわかりました。前菜やデザートなしでの結果です。そして、ファストフードより一般的なレストランの食事の方が33%もカロリーが高いという結果でした。

これらの調査に日本は含まれていませんが、日本でも一般的なフルサービスのレストランを利用すれば同じような結果が出ることが予想されます。 

効率良く栄養をとって、余分な脂肪を蓄えないために、外食より家食を少しでも増やしていきましょう。

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