2018.5.15配信
こんにちは!マインドフルヘルス代表の山下あきこです。当社のメールマガジンをお読みいただきまして、ありがとうございます。
記念すべき第1回目の内容は、アルツハイマー病の予防法!
私は、「最後まで自分らしく生きるために、正しい予防医学の知識を皆さんに伝えたい!」という気持ちでこの会社を立ち上げました。生活次第でアルツハイマー病は防ぐことができるという事を是非知って欲しいと思います。是非、最後までお付き合いください。
アルツハイマー病は、βアミロイドという異常蛋白質が脳にたまることが原因で起こる病気です。
βアミロイドは、40~50代から脳に溜まり始め60~70歳にはピークに達していると言われています。そしてピークに達して5~10年経つと、脳の海馬という部分が委縮し認知症の症状が出るようになるのです。
ということは、できるだけ若いうちからβアミロイドを溜めない生活をすることが重要!
でも、すでに高齢になっていても大丈夫。生活習慣を変えることで、初期のアルツハイマーは改善することができるのです。
変えるべき生活習慣のポイントはこの7つ
1.マインドフルネス
2.食事
3.運動
4.睡眠
5.コミュニケーション
6.ポジティブ心理学
7.習慣化
あれ?これってどこかで聞いたような・・・
と気づいた方は、すでに当社が提供している健康の7つの柱というメソッドをご存知の方ですね。
アンチエイジングにもダイエットにも効果をもたらすこのメソッドは、なんと強力な認知症予防の方法でもあったのです。
1.マインドフルネス
マインドフルネスとは、アメリカの大企業でも盛んに取り入れられている脳のトレーニング法であり、脳を休息させる方法でもあります。記憶に関係する脳の大切な部分である海馬が委縮するのがアルツハイマー病ですが、このマインドフルネスを行うと、海馬を大きくすることができるのです。やり方は簡単。
今ここを意識すること。
例えば、息を吸う時に「吸っている」と意識する。吐く時に「吐いている」と意識するだけ。座って呼吸に集中する時間を毎日1分でも作るようにしましょう。
2.食事
腸内細菌を整えることで、脳の働きが活発になります。野菜、発酵食品、乾物、穀物などは、腸内細菌を整えるのにとても有効です。
また、糖質の摂り過ぎや高温加熱調理した肉や魚を摂り過ぎると、体に老化物質AGEが溜まります。この物質は認知症のリスクを上げ、見た目や内臓も老化させます。
タンパク質は少ないと大切な脳ホルモンを作ることができません。肉や魚は焼いたり揚げるよりも、蒸したり茹でたりする調理で摂取しましょう。
サーモン、青魚、くるみ、ココナッツオイル、緑茶なども認知症を予防する食事です。
3.運動
足をしっかり使うと、理解力、注意力、判断力などを高める前頭葉の働きが高まります。ゆっくり走るスロージョギングは、体への負担が少なく代謝も高めるオススメの有酸素運動です。テレビを見ながらちょこちょこ同じ場所を走るだけでもOK。
筋トレも認知症予防に有効です。筋トレで分泌されるテストステロンは自信、やる気、前向きな気持ちを高めるホルモンで、脳の活動を活発にします。
4.睡眠
睡眠時間が不足していると、日中の記憶力や判断力、注意力、自己統制力が落ち、あたかも認知症のような症状を引き起こします。さらに自律神経のバランスが崩れ、幸福感の低下によりうつ状態も引き起こします。うつ状態が長く続くと、海馬が委縮し認知症になる確率が上がります。ある研究によると、一晩眠れなかっただけで、認知症の発症リスクが上がるという結果が報告されています。
5.コミュニケーション
孤独感はアルツハイマー病のリスクを高める大きな要素です。家族や周囲の人とのコミュニケーションを保ち、幅広く良好な交友関係を築くことができればそれだけで認知症の予防になります。
6.ポジティブ心理学(ごきげんに生きる)
ごきげんでいようと意識すれば、人はごきげんになれます。誰かを恨むのではなく、感謝できることを見つける。足りないことばかりに目を向けるのではなく、今あるものに目を向けて喜ぶ。達成しなかったことを悲しむのではなく、少しでも成長した自分を喜ぶ。
このように、毎日今ここにある幸せを感じるスキルは、考え方を転換するトレーニングで高めることができるのです。
7.習慣化
上記6つについて理解したら、あとは習慣にするだけです。知っていても実行できなければ意味がないので、ここはおろそかにはできません。周りの人に、この7つのメソッドを伝えて、一緒に取り組んでみてはいかがでしょう?お互い声を掛け合い、励まし合うことで楽しく続けることができます。
私たちマインドフルヘルスは、これからもみなさんの人生がより豊かで健康で幸せなものになるよう、活動を続けます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。