睡眠不足とイライラのメカニズム | 株式会社マインドフルヘルス
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2021.09.13 健康力アップクイズ 睡眠不足とイライラのメカニズム

睡眠不足が続くと、脳がうつ病のような状態になります。
さて、何日間続くとそうなるでしょうか?
1、5日間
2、10日間
3、30日間

スクリーンショット 2021-09-13 8.22.02

答えは1!

睡眠不足で扁桃体が活発になる

 1日に4時間半程度しか眠らない睡眠不足が5日以上続くと、脳がうつ病や統合失調症と似たような状態になります。


 国立精神・神経医療研究センターの研究では、健常者に睡眠時間4時間程度の「睡眠不足の状態」と睡眠時間8時間程度の「よく寝た状態」を体験してもらいました。

 そして、それぞれの状態で3枚の写真を見せて脳活動の変化を機能的MRIで評価しました。3枚の写真のうち、1枚は恐怖の表情、1枚は普通の表情、1枚は幸せな表情です。
 その結果、睡眠不足では、恐怖の表情の写真を見ると扁桃体の活動が活発になっていました。

 扁桃体はストレスを感じた時に、反応するところです。ここの活動が過剰になると、前頭葉の働きである理性や自己コントロールを抑え込んで衝動的な行動を起こしてしまうことがあります。キレたり後悔するような言動をとってしまうことがあります。ネガティブ感情を抑えきれなくなり、ひどく不安になったり落ち込んだりもします。

 さらに、扁桃体が活発になりすぎると、副腎からのホルモン分泌も過剰にします。副腎皮質ホルモンのコルチゾールは、ストレス反応を知らせてくれる働きがあります。危険信号を知らせてくれるのは良いのですが、分泌が多いと疲労感を強くし、血圧上昇、頭痛、腰痛などを起こします。

 コルチゾールは、目覚めさせるホルモンでもあるので、過剰に分泌されると不眠の元にもなります。不眠によって不眠が作られるという、負のサイクルに陥ってしまうのです。

睡眠の優先順位を上げよう!


 心を整えたいなら、睡眠の優先順位をあげる必要があります。
あなたは、十分眠れていますか?日中や夕方に眠気が来るなら、十分ではないかもしれません。
睡眠時間はどのくらいにしたいですか?何時間眠ると夕方まで元気に働けるか、検証してみましょう。

慢性的に睡眠不足の人は、休日は過剰に寝てしまうかもしれません。しかし、平日の睡眠をしっかりとるようにしたら次第にちょうどいい睡眠時間がわかるようになります。

ご自身の適正な睡眠時間をちゃんと知りましょう。

いつも3、4時間で、平気だから、大丈夫。

私はショートスリーパーだから、大丈夫。

本当にそうなのかは、昼間のパフォーマンスや、体の不調が教えてくれます。

不眠と睡眠不足は違う

不眠は、寝付くまでに時間がかかる、途中で目が覚める、朝方目が覚めるなどの睡眠障害のことを言います。

睡眠不足は、眠ろうと思えば眠れるけれど仕事や自分の活動によって睡眠時間が不足している状態です。

もし不眠であるなら、寝つきのよくなる対策をとってみて、ダメなら専門医に相談しましょう。不眠を起こす病気が隠れている場合もあります。

睡眠不足なら、睡眠を確保するために減らせる行動はないか日々の行動習慣を見直してみるといいかもしれません。

 

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