お知らせ

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2021.02.27 健康力アップクイズ 悩みを聞いてと言われたら、どうする?

あなたの友人が「子育ての悩みを聞いて欲しい」と言ってきました。

どの様に対応すると、友人のストレスが軽減されるでしょうか?

 

1、子育てに関して有名な人の名言を教える

2、自分が乗り越えた経験を話し、アドバイスする

3、友人の話を最後まで聞く

 

答えは3、「友人の話を最後まで聞く」です。

友人の希望ははっきりしています。

「話を聞いて欲しい」のです。

 

「教えて欲しい」のでも

「アドバイスして欲しい」のでもありません。

したがって、教える、アドバイスするという対応は、

友人が求めているものではありません。

期待したものと違うものを受け取った時、人はストレスを感じます。

 

これを知っておくべき、こんなふうにしたら楽になる・・・など

あなたが持つ知識を伝えたくてウズウズするかもしれません。

でも、「教えたい」「アドバイスしたい」のはあなたの希望です。

 

ここはあなたが成果を出すための場ではなく、

友人の心の荷物を降ろしてあげる場だと考えて接してあげて下さい。

 

友人の心の荷物を軽くしてあげられるのは、聞き手のあなただけなのです。

 

相手にとって話を最後まで聞いてもらえないということは、

悩みの内容が相手に十分伝わらないということだけではなく、

「聞いて欲しい」という希望も伝わっていないことになります。

悩みを受け止めてもらった感覚がないまま、相手の立場からの意見を言われると、

自分を否定された様な気持ちになり、心の荷物を抱え続けることになります。

 

「私の気持ちは重要ではないんだ」

「私の考え方、やり方が間違っているのかな」

「余計に悲しく辛くなってきた」

「次からこの人に話すのはやめておこう」

 

こうなると、友人は心の荷物を軽くする場所を一つ失ったことになります。

自己否定、孤独、無力さを感じるかもしれません。

 

逆に、話をしっかり最後まで聞くと、友人は自分の話した言葉を自分で再確認できます。

人に話すことで、自分の考えを再確認できます。

会話をしているうちに気づきやアイデアが生まれ、自分の中にあった答えが引き出されてくるのです。

 

何か言わなくては、と思ったら、相手の言葉を復唱しましょう。

あなたの言葉に置き換えても構いません。

「忙しくて子供と触れ合う時間が持てない。子供の気持ちが分からない。」

と言われたら、

「忙しいんだね。」

「子供と触れ合いたいと思っているのに、なかなかできないんだね。」

「お子さんの気持ちが、よく分からないんだね。」

という感じで、相手の伝えた内容を理解していることを示しましょう。

 

そしてできれば、

「話してくれてありがとう」と打ち明けてくれたことへの感謝の気持ちも添えましょう。

きっと、次からも話しやすくなり信頼関係が深まります。

 

私たちは、「聞き手」としての役割をまっとうすることで、相手の気づきを高めて幸せに導くことができます。

 何か助言したい・・・

 伝えたい・・・

 相手の間違いを正したい・・・

という気持ちが沸き起こってきたら、その気持ちに気づいて脇に置いてみる勇気を持ちましょう。

気の利いた言葉や知識がなくても、十分相手の力になれるのです。

山下あきこ

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