睡眠時間は、脂肪と関係している!? | 株式会社マインドフルヘルス
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2020.11.27 健康力アップクイズ 睡眠時間は、脂肪と関係している!?

血液中の脂肪が多くなるのはどちら?

・睡眠時間が4時間の人

・睡眠時間が8時間の人

答えは、睡眠時間4時間の人達。

米国シカゴ大学の研究によると、

4日間続けて4時間睡眠の人と、4日間続けて8時間睡眠をとった人で比較すると、

睡眠時間の少ないグループは、遊離脂肪酸は深夜から早朝にかけて15〜30%高く、5時間も高い状態が続いていた。

 

遊離脂肪酸は、脂肪細胞にたまった中性脂肪が分解されて血液中に放出されたもの。

これが高いと、インスリン抵抗性が増し、血糖が上がりやすくなる。肥満にもなりやすくなる。

睡眠不足は、とても大切なホルモンであるインスリンの働きを悪くし糖尿病になりやすい体を作る。

 

さらに、睡眠時間を60分増やすと、メンタルヘルス不調を11〜26%予防できることも判明している。

メンタルヘルスを悪化させるライフスタイルは、睡眠不足と、座位時間が長いこと。

 

肥満も糖尿病もメンタルヘルス不調も、睡眠時間を増やすことで予防できる!

 

夜更かしや残業を減らし、しっかりと睡眠をとることが、みんなが元気になるための大きな一歩。

 

睡眠は7時間が目安。

昼食後や電車移動中などに眠気が襲ってくる人は、足りていないサインかも。

 

不足している自覚があったら、少しでも早く眠る工夫をしてみよう。

 

内科医、産業医 山下あきこ

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