「マインドフルネスの教科書」の著者であり、精神科医の藤井英雄先生の本です。
私はいつの頃からか人に振り回されているという感覚をよく感じるようになっていました。
「なんで私ばっかり」「あの人のせいで私が大変な思いをしている」
そんな心のつぶやきが増えてきて、そう思うのが当たり前のようになっていました。
幼い頃や学生時代は自分の好きなように生きていて、自分は何にでもなれるような自信がありました。
しかし、社会に出ると思うように物事が進まないことを多く経験し、誰かのために頑張って自分を犠牲にしているような感覚が徐々に増えていったのです。
自分が引き受けた仕事なのに忙しいのを頼んだ人のせいにしたり、チャレンジしていないのは自分なのに状況が悪いから自分が輝けないと感じていました。
そうなんです。
幼い頃高かった自己肯定感が大人になって徐々に低くなり、自分の可能性を自ら潰していたのです。
この低くなってしまった自己肯定感を、引き上げてくれたのがこの本です。
それも、とても簡単にできる方法で。
この本にでてくるいくつかの言葉を実際に毎日数回つぶやくだけで、幸せと感謝が溢れてきます。
どんな言葉かは、読んでからのお楽しみです。
ああ、生きるって素晴らしいと思え、これからの人生が明るく見えて、自信が湧いてくるのです。
人に振り回されていると感じる人や、なんだかこの先が不安・・・という人にはぜひ読んで欲しい一冊です。