今朝ポストに行きたかったので、子供と一緒に家をでて小学校の前を通ってみました。
すると、小学校の校門の前には校長先生が立って挨拶をしていました。以前大雪の日に子供を送り届けたら、校長先生が長靴で門の前に立っていらっしゃいました。大雪だから立っていたわけじゃないんだ、毎日朝の挨拶をされてるんだと分かってちょっと感動しました。
しかも私に「あ、山下さんのお母さんですか。」と声をかけてくれました。
1,000人以上生徒がいるのに、全然目立たないうちの子の名前を覚えてくださったことにまた感動!
この先生、「校長先生のお話」も素敵なんです。
あるときのお話では、
「学校ではよく『人の嫌がることをしたり言ったりしないようにしましょう』と言いますが、私は『人の喜ぶことをしたり言ったりしましょう』と教えたいと思います。」
と言われました。
さすが!ネガティブワードで教えると、逆効果だという脳の仕組みをよくわかっていらっしゃいます。
「人の嫌がること」というワードを見たり聞いたりすると、人に意地悪なことをしている場面が目に浮かびます。
そんな映像が脳にインプットされると、嫌がることしちゃダメと思いながらもやってしまう可能性が高まるのです。
朝の挨拶も、子供たちにかける言葉も、一つ一つ丁寧に真心込めて行っている先生の姿をみて、私も目の前のこと一つ一つ丁寧に心を込めようと誓ったすがすがしい朝なのでした。