39.自分に優しい食べ物⑩きのこ | 株式会社マインドフルヘルス
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2023.11.14 39.自分に優しい食べ物⑩きのこ

こんにちは。今日は自分に優しい食べ物の10回目、最終回です。
取り上げるのは「きのこ」です。きのこはカロリーが低く、食物繊維が豊富なのはよく知られていますよね。
実はそれ以外にもおすすめポイントの高い秘密が「きのこ」にはあるんです。

一番皆さんにお伝えしたい、きのこが貴方に優しい食べ物の理由は、ビタミンB群が豊富なところです!!
きのこ類には、他の野菜と比較してビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシンなどのビタミンB群が比較的多く含まれています。

ここで、ビタミンB群がどれだけ大切な栄養素か理解していただきたいので、ビタミンB群の働きをお話しておきますね。

ビタミンB群は、3大栄養素である糖質、脂質、タンパク質をエネルギー変換する際に欠かせない栄養素です。つまりビタミンB群がないと、いくら糖質、脂質、タンパク質を摂ってもエネルギーとして活用できないのです。

また、ビタミンB群は神経伝達物質の材料になります。
神経伝達物質、つまりドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリン、オキシトシンという心(感情)と関わっている物質をつくるのに必要なのです。

具体的には、神経伝達物質の主な材料はタンパク質で、ビタミンB群は補酵素として必要で、他にも亜鉛、鉄、マグネシウムなどのミネラルも必要になってきます。
これらが揃ってやっとドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリン、オキシトシンがつくられるのです。
ビタミンB群はこのように、とても大切な働きをしていますので、「きのこ」はもってこいのおすすめの食べ物です。

また「きのこ」には、ビタミンDも多く含まれています。
ビタミンDは今世界中が注目するビタミンで、骨を強化することは昔から知られていましたが、最近の研究で、免疫機能を調節していることがわかりました。
細菌やウイルス感染の予防効果があり、小・中学生に4ヶ月服用してもらったところ、インフルエンザの発症率が半分になりました。花粉症や様々なアレルギー反応の緩和にも役立ちます。

その他、がん細胞の成長を抑制して、乳がんなどのがんの発症率を下げたり、細胞の分化と成長の調整、血糖値コントロールにも効果があります。

ビタミンDは紫外線を浴びることで体の中で作ることができるのですが、女性の場合は日焼け止めを塗って日差しを浴びることを極力避けていますので、血中のビタミンD濃度が低い傾向があります。また冬になると日照時間が短るなるので、体でつくれるビタミンDが減少傾向になります。このことを知り、ビタミンDは「きのこ」を積極的に取り入れて、食事でしっかり補充するようにしていきましょう!

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
続きはまた来週!
葉月ようか

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