35.自分に優しい食べ物⑥サーモン | 株式会社マインドフルヘルス
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2023.10.16 35.自分に優しい食べ物⑥サーモン

今日は自分に優しい食べ物の6回目、サーモンについて書きたいと思います。

サーモンと鮭、どんな違いがあるのか知っていますか?
私も知らなかったのですが、魚介類を海外から輸入する仕事をしている知人が「養殖は生食できるけど、天然のものは生食できない」と話してくれたことがあったので、何か違いがありそうと思っていました。

詳しく調べてみると、サーモンと鮭は同じサケ科に属する魚ですが、その大きな違いは生育環境らしいです。 サーモンは淡水で生息することが多く、養殖されたものは生食が可能です。 一方、鮭は海水に生息し天然ものが多く、食べる際は加熱する必要があるそうです。

確かにお刺身で売られている時は「サーモン」と表記されていて、焼き魚用は「鮭」と表記されていますね。

サーモン(鮭)には、EPAやDHAなどのオメガ3脂肪酸が含まれています。
EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)は、体内で十分な量を作り出すことができないため、食品などから取り入れる必要のあるオメガ3脂肪酸です。これらは魚の脂質に含まれていていて、鮭にも多く含まれています。

オメガ3脂肪酸であるDHAとEPAは、血栓ができるのを防いだり、悪玉コレステロールや血液中の中性脂肪を減らすと共に、脳や神経組織の機能を高めてくれる働きや、疲労回復、リラックス効果にも期待されています。

オメガ3といえば、亜麻仁油やエゴマ油を連想する方が多いと思いますが、こういったオメガ3の油は実はとっても酸化しやすいです。封を開けたら、1週間以内で使い切った方がいいと言われています。

酸化したものを体に摂るくらいだったら、食べない方がいいので、オメガ3を摂取したいのであれば、亜麻仁油やエゴマ油のカタチで摂るよりも、鮮度のいいサーモンを生で食べるのがおすすめです。

他にもサーモン(鮭)には、アスタキサンチン、ビタミンB群、ビタミンD、必須アミノ酸などの体に優しい栄養素が豊富に含まれています。

アスタキサンチンは「海のカロテノイド」とも呼ばれていて、サーモン(鮭)の天然の赤色:アスタキサンチン色素が、鮭の主な色素成分で、強力な抗酸化作用があります。

活性酸素の働きを抑えることで、肌の調子を整えるなどのアンチエイジング効果や、筋肉疲労・眼精疲労の回復、また、動脈硬化を防いだり、運動中の脂肪を効率よく燃焼させてくれるので、ダイエットにも効果を発揮します。アスタキサンチンは、白鮭よりも赤みの強い紅鮭に多く含まれています。

ほかにも、糖質の代謝を助けてくれるビタミンB1、脂質の代謝を助けて体内の糖と脂質を燃やしてくれる効果があるとされているビタミンB2、カルシウムの吸収を助け、骨を強くするビタミンDも含まれていますので、ダイエットをしている方におすすめです。

それでは今日はここまで。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
葉月ようか

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