27. Pause⑨今食べようとしている食べ物は栄養のあるもの?(食べ物が感情を左右する) | 株式会社マインドフルヘルス
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2023.08.14 27. Pause⑨今食べようとしている食べ物は栄養のあるもの?(食べ物が感情を左右する)

こんにちは。
今日はPause⑨『今食べようとしている食べ物は栄養のあるもの?(食べ物が感情を左右する) 』について書いていきます。

私たちの体は食べたもので出来ています。
当然、脳もカラダの一部なので、私たちの脳、感情も食べ物でつくられることになります。食べたもが、思考や感情を左右します。思考や感情は食べ物、飲 み物の影響を受けるということです。このことは、最初はピンとこないかもしれませんが、イギリスBBCの番組“MoodFood”で、ボーンマスの警察はデ ィスコ閉店後にチョコレートを配ることで暴力事件を減少させたことを紹介しました。

イギリス南部の都市ボーンマスのナイトクラブでは、アルコールが入り喧嘩が絶えませんでした。この問題に長年にわたり取り組んだ結果、地元警察とナイ トクラブ経営者が、閉店時にお客様にチョコレートを配るという画期的な解決法を試してみました。
すると、チョコレートを受け取ったお客様の表情が和らぎ、一番喧嘩の多かった午前1時半から3時半の間、暴力の件数が6割減少し、街の暴力防止にチョコレートが威力を発揮したことが証明さたのです。

チョコレートの糖分は大量のエネルギーを脳に補給します。
疲れていらいらしたときには効果絶大です。またチョコレートにより幸福感を生み出す物質エンドルフィンが脳内に放出されます。おいしいだけでなく、気分もよくなるというわけです。

そして、やがて私たちの脳は、チョコレート(糖質)を摂ると幸せになれることを覚えてしまい、ストレスを感じた時には甘いものを食べて脳を刺激して、多幸感を得ようとしてしまうのです。

以前の私も、残業中にチョコレートを毎日食べていました。
ストレスを感じた時にくる食欲だと、脂っこい物、塩味、甘いものを食べて幸せになろうとしてしまうのです。
そのことを知っていれば、自分が食べ物に手を出した時に、それが真の空腹からの食欲なのか、感情からきているのか気づけるようになっていきます。

食べ物に手を出している時に、一度立ち止まって、身体の感覚、思考や感情に意識を向けてみましょう。
ストレスを感じている自分に気づいたら、お腹ではなく、脳や心を満たす別の方法があるはずです。
そいうった脳や心を満たすためのコーピングリストを作成しておくのもオススメです。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
葉月ようか

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