今日はマインドフルイーティング、PAUSEの4つ目のTips「立ったままつまんでいない？」をテーマに書いていきます。
子供の頃に、お母さんがキッチンで食事の用意をしていて、揚げたての天ぷらやをつまんで食べていた記憶があります。
食卓に並ぶ頃には冷めてしまって、サクサク感も無くなってしまうので、キッチンで立ったままつまむ食べ物としては最高に美味しかったです。
皆さんは、そんな経験ないでしょうか？
立ったままつまんでしまう行為、他にもこんなシーンが考えられます。
・何気なく冷蔵庫をのぞいて、何か見つけたら立ったままつまんでしまう
・味見をしながら、食べ物をつまみ、食事の用意をしている
・デパ地下で試食をすすめられて、つまみ食いする
・子供が残したものをつまみ食いする
・会社の休憩室に同僚が買ってきたお土産のお菓子を見つけ、立ったままつまんで食べた
などなど、経験があるかもしれません。
立って食べることについては、食べるスピードを早めて太る原因になるというお話を以前書いていたので、今日はつまんで食べることに焦点を当てます。
さて、昨日自分が食べたもの、全部思い出しせますか？
全部を完璧に覚えている人は、なかなかいらっしゃらないかもしれません。そのように、私たちは無意識に200Kcal分食べていると言われています。
通常の食事ではなく、一口だけ、という感じで口にするものは、
すっかり忘れてしまっていることが多いのです。
立ったまま何かをつまむ行為は、無駄なカロリーを自分の体に入れているのと同じです。無意識に行っている習慣かもしれません。
無意識な食行動＝Mindless Eating です。今この瞬間に意識はなく、自動的にやってしまっています。
立ったまま何かをつまんで食べようとしている自分に、まずは気づく練習をしましょう。そして間を取り、
1.自分は今空腹なのか？
2.どうして食べようとしているのか？
3.どんな感情が今あるのか？
4.その感情はどれほど強く感じているのか？
5.その感情はいつからあるのか？
6.食べ物に何を期待しているのか？
こういったことを自問自答してみましょう。
もしかしたら、何かの感情に気づいて、それを癒すためには、お腹に食べ物を入れることではない方法があることに気づくかもしれません。
間を置くだけでも、食べようとしていた行為を止めることができるかもしれませんので、ぜひ試してみてください。
外国の映画を見ていると、冷蔵庫の前に食べ物を立ったまま食べているシーンを見かけます。同じような行動を時々繰り返してしまっている方は、一旦間を置き、自分の体と心と繋がって、上の問いかけを自分自身にしてみてください。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
今日はここまで。
葉月ようか