こんにちは、葉月ようかです。
今日は食べ残すことについて書きたいと思います。
子供の頃、お母さんから「残さず全部食べなさい!」と言われたことはありませんか?
または、学校でも先生から同じように「給食は残さずに食べなさい」と言われた経験があるかもしれません。
「残さずに食べなさい」というのは、食べ物に恵まれていなかった時代に、やっとありつけた食事を粗末にせず、全てを体に入れて栄養補給しなさいという意味で言われていたのではないかなと推測します。
飽食の時代の現代では、食べ過ぎてしまう傾向にあるので、お腹が既にいっぱいだったり、味に飽きてしまって美味しくないと感じていたり、体調が悪くて食事を楽しめないようだったら、無理にお皿を空にする必要はないのではないでしょうか?
こんな風に言ってしまうと、「食べ物を粗末にするなんて!」とか
「食べることに恵まれない国の子供達のことを考えたら残すべきではない」
というような声が聞こえてきそうです。
しかし、私たちが目の前の食べ物を無理して全部食べることが、飢えで苦しむ人たちの助けにつながるでしょうか?
逆に、もう食べたくないな思っている余分なカロリーを体に入れることで、太ってしまうかもしれませんし、気分が悪くなり体調を壊すかもしれません。無理やり胃に押し込むのは自分を虐めているようなものです。
先日、給食の時間に食べられずいた子供達を長い時間拘束していたというニュースを聞きました。
この時代に、残すことが悪いという根強い考え、囚われが残っていて、その考えに執着している人がかなり多くいらっしゃることがとっても不思議です。
問題は食べ残すことにあるのではなく、大量生産大量廃棄にあると思います。
今こんな風に話す私自身も、以前はビュッフェスタイルの朝食会場などに行くと、美味しそうなものがたくさん並べられているのに嬉しくなって、ついつい沢山お皿に盛ってしまい、残してしまうことになっていました。
しかし自分がどれ位の量を食べたいのか、食べられるのか、体からのサインに敏感になって観察していくことで、適量を把握することができるようになり、必要以上にお皿に盛ることはなくなりました。
定食屋さんでご飯を食べる時は、ご飯を少なめに盛ってもらうように依頼したり、残さないでいいように工夫をすることが出来るようになって来ました。
食べすぎる原因の一つには、「残してはいけない」という考えが根強く残っていることが影響しています。
特に実家のお母さんや友人宅でのお食事会などは、食べ物をすすめられて断れなかったり、お皿に残すことに罪悪感を感じてしまいます。
でも、食べ過ぎて後から気分が悪くなったりするくらいなら、勇気を出してお皿に残す勇気を持ってもいいと思います。
365日24時間毎日休まずに働いてくれている、あなたの大切な内臓を守ってあげる、そのことを優先させましょう。
それでは今日はここまで。
葉月ようか
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