こんにちは、葉月ようかです。
このところマインドフル・イーティングについてブログを書いていましたが、今日は一旦マインドフル・イーティングはお休みして、久しぶりにMBSRのことを書こうと思います。
久しぶりに書くので、MBSRのおさらいを少しだけしてみましょう。
MBSRは日本語でマインドフルネス・ストレス低減法と訳されています。
40年以上前に、マサチューセッツ大学医学大学院教授で同大学のマインドフルネスセンターの創設所長であるジョン・カバット・ジン博士が開発したプログラムです。
もともとは、慢性疼痛や慢性ストレスの方が、その痛みを和らげて生きやすくなるために開発されましたが、このMBSRプログラムに参加した患者さんたちに様々な変化が起こり、その興味深い素晴らしい効果が研究により科学的にも実証されていき、世界中に広まっていきました。
今では世界中の様々な国のビジネスや教育の現場にも浸透していますが、残念ながら日本ではまだまだ知名度が低いのが現状です。
私は昨年、約2年間の講師養成講座を修了し、無事に課題論文もクリアし認定講師となりましたので、5月13日より、MBSR8週間コースを開催する予定で、現在受講生募集中です。
そんな中、お仕事のパートナーであるDr.あきここと山下あきこ医師より、こんな記事を見つけたよ、と教えていただいたので、記事の内容を紹介したいと思います。
https://www.liebertpub.com/doi/abs/10.1089/jicm.2022.0586
この記事にはこんなことが書かれています。
2023年2月ハーバード大学の論文で、『マインドフルネスを実践すると血糖値とHbA1cが低下する』と発表されました。
調査の対象になった587施設は全てMBSRというプログラムを実践しており、プログラム終了後には平均して血糖値が22.8mg/dL、HbA1cが0.8%下がっていました。
米国では、食事、運動にに加えてマインドフルネスも病院で行われる当たり前の治療法となりつつあります。心を整え気づきを高めて食習慣を変化させるという手法で、脳に変化を与えて生活習慣病を改善させる力があります。
マインドフルネスは心の筋トレなだけではなく、病気の改善にも効果があることを実証した素晴らしい研究ですよね❤️
また一昨日、ある整体師さんから、
「治療をしても何度も再発し、なかなか良くならない方は、その患者さんの心に原因があると思う。」というお話を伺いました。
確かに私もワーカホリックだった頃、腸閉塞を繰り返し、最後は食事も睡眠もできなくなりました。「○○しなければならない」という思考癖が私の体の不調の原因だったと思います。ストレスを抱えていることに気づかず走り続け、ストレスが病気の原因になるなんて思っていませんでした。
治療家として長年患者さんを診てこられたその整体師さんのお話と自分の経験から、やはり自分の心と体の状態に常に気づき、自分に思いやりを向ける練習というのは、健康寿命延命に必要なことだと改めて確信しました。
マインドフルネスの世界標準プログラム、MBSRを受けてみたい方は無料説明会にぜひご参加ください。
5月13日からオンラインでスタートします。
それでは、今日も心穏やかな一日をお過ごしください。
葉月ようか
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