こんにちは、葉月ようかです。
今日は食前セレモニー③：「食べ物のストーリーを想像してみる」について書いていきます。
テーブルに座って、呼吸を整えた後に、これから食するものが、自分の目の前に届くまで、どんな旅をしてきたのか想像してみましょう。
・この食べ物は、どんな場所で育ったのでしょうか？
もしかすると、遠い遠い地球の裏側の国だったかもしれません。
じっくりとその食べ物を観てみると、その中には空に浮かぶ雲、太陽、恵みの雨、そして土壌といった食べ物を育ててくれた自然の恵みやエネルギーを観ることができるかもしれません。
「この食べ物は宇宙の奇跡なのだ」と感じられるでしょうか？
・どんな人が育ててくれたのでしょうか？
家族で協力しながら、小さな種から、芽が出て、葉っぱや茎が伸びていき、実がなり、一つ一つを丁寧に収穫するまで、大切に作物を育てている農家の方々をイメージできるかもしれません。
もしかしたら、小さな子供たちもお手伝いしてくれていたかもしれません。
そんなことを想像していくと、自然に感謝の気持ちが湧いてきます。
・どうやって運ばれて、届けられたのでしょうか？
収穫された作物は、その後大切にパッキングされて、船に乗せられて運ばれてきたかもしれませんし、飛行機に乗ってきたのかもしれません。
運ばれている間もたくさんの人々が関わってくれたに違いありません。
お店に並んだ時、私たちの目を引くためにPOPを作ったり、綺麗に陳列されたり、いろんな工夫がされていたに違いありません。
そうやって、長い長い旅を終えて今日、自分の食卓に届けられ、やっと出会うことができました。
調理してくれ人にも感謝します。
このように、作物が育った大地、育てた人に思いを巡らせて、自然の恵みや、沢山の人との繋がりを感じ、目の前の食べ物のストーリーを想像してみると、目の前の食べ物が、あらゆるものとあらゆる人が相互に結びついていると気づけます。
そしてこうして、今日も美味しい食事がいただける環境、一緒に食べる家族や友人がいてくれること、自分の健康な体があること、胃腸が元気に働いてくれていることにも感謝をしましょう。
感謝は私たちの幸福感をあげ、幸せを感じながら食事すると、貪るような食べ方にはなりません。
自然にゆっくり、じっくり味わい、五感をフルに使って食事を楽しみたいと思えてきます。
毎日がこんな風に幸せで健康な食卓になれば素敵ですね💛
今日はここまで、続きはまた明日。
葉月ようか
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