内受容感覚 | 株式会社マインドフルヘルス
ブログ

ブログ

2023.02.10 内受容感覚

こんにちは、葉月ようかです。
2月10日(金)の今この瞬間、皆様のココロとカラダは、どんなお天気でしょうか?
東京は雪が降っていてとても寒いと聞いています。あとひと月位は寒さが続きそうですね。

さて、今日は昨日少し触れた内受容感覚(身体の中の臓器や生理状態についての感覚)について、私の経験について書いていきます。

身体反応イメージ

私たちの中で感情が芽生えた時に、必ず身体反応が伴っていることが分かっています。例えば人前で話す時、心臓がドキドキしたり、良いことが起こると体が暖かくなったり。様々な感情を経験で、胃が締めつけ、心臓の動きの変化、顔から血が引くような感覚など。

しかしこれらの身体反応を敏感に感じ取れるのか、うっすらとしか感じないのか、または全く感じられないのかは一人一人個人差があります。

敏感に感じられる人は感情が豊かですが、敏感すぎると不安傾向になりやすいそうです。

感情表現イメージ

私は子供の頃、物心ついた頃には感情の表現が苦手でした。何を考えているのか分からないと言われたりして、全く真逆の妹とよく比べられていました。

2020年4月にMBSRマインドフルネスストレス低減法のプログラムに参加した時に、最初のホームワークは45分程のボディスキャンの練習を毎日やってみるということでしたが、全身をスキャンするように自分の身体の部分部分に意識を向けていっても何も感じないという感覚ばかりだった記憶があります。

それからマインドフルネスのトレーニングを続けていくうちに、少しずつ身体感覚が感じれるようになっていき、最近は瞑想をしていて、自分の心臓の鼓動を感じられるようになり、その鼓動に合わせて身体が微妙に揺れていることにも気がつくようになりました。

瞑想イメージ

トレーニングを積めば積むほど、身体の感覚が研ぎ澄まされていくという経験が少しだけできたような気がしています。

しかし、こういった経験が誰にでも起こるとは言えません。
また最近ではトラウマを抱えている人と瞑想についてもいろんな研究がされてきていて、マインドフルネスの別の側面も考えなくてはいけません。

実際私も、自分のトラウマ、自分が何気なくやってきていた自動的な反応に気づいた時、しばらくは様々な感情に揺れて落ち着かない状態になっていた時期もありました。

私の場合は、そういったことも含めて沢山の気づきを受け取れたマインドフルネスは素晴らしいものであることは変わりはありませんが、今後指導者として活動していく中で、ひとり一人の受講生の体験に寄り添えるような心の器を育みたいなと考えています。

それでは、今日はここまで。
この後も皆様にとって心穏やかな優しい時間になりますように。
葉月ようか

現在募集中のMBSR8週間コース無料説明会はこちら
葉月ようかMBSR8週間プログラムLPはこちら
MBSR講師4人の「マインドフルな一日」無料説明会はこちら
福岡初開催!心とお顔も笑顔トレーニングはこちら

一覧に戻る