扇風機の効果とは?弱で使うと体感温度はどれくらい変わる?
厳しい猛暑が続く中、部屋の空調管理は適切にできていますか?
「暑いけど冷房は苦手」「身体の冷えや乾燥を防ぎたい」という理由で、エアコンを使いたくない方も多いようです。
そんなときには、扇風機を上手に使って空調管理を行うのがおすすめ。扇風機を使うだけでも体感温度が下がり、さらに電気代の節約にもつながるので一石二鳥です!
そこで今回の記事では、医師が「扇風機の効果」について解説します。電気代がどれくらい節約できるかも解説するので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
目次
扇風機はどれくらい効果があるのか?
エアコンよりは冷えないものの、扇風機をつけると風が身体に当たって心地よいですよね。では、扇風機をつけると体感温度はどれくらい下がるのでしょうか?
扇風機を「弱」で回すと体感温度は5℃下がる
室温25℃・湿度65%の部屋で扇風機を「弱」で回すと、体感温度は約5℃も下がるそうです。
室温25℃なら、体感温度はだいたい20℃くらいになります。それなら、扇風機だけでも快適に過ごせそうな室温ですね。
扇風機の空調効果をさらに上げる方法
少し窓を開けた状態で扇風機をつけると、さらに室温を下げる効果が期待できます。
可能であれば、対角線上の2箇所の窓を開けてみてください。換気がよくなると湿度が下がるので、より一層涼しく感じられるはずです。
扇風機の電気代は?
夏はエアコンや扇風機をつけっぱなしにするので、電気代が気になりますよね。では扇風機をつけると、電気代はどれくらいかかるでしょうか?
扇風機の電気代は1時間あたり0.54円
扇風機は、エアコンよりも経済的です。
扇風機 | 0.54円/時間 |
エアコン(6畳用) | 11.4円/時間 |
エアコンをつけるよりも、扇風機の方が電気代はぐんと安くなります。
1時間あたり0.54円なら、扇風機を8時間つけっぱなしにしても4.32円。30日間、扇風機を毎日8時間つけっぱなしにしても129.6円しか加算されないんです!
電気代を節約したいときは、エアコンよりも扇風機を活用してみるとよいでしょう。
エアコン+扇風機も◎
エアコンと扇風機を同時に使うと、エアコンの設定温度を下げられます。
すると、エアコンだけを使用したときよりも電気代が安くなり、体感温度は涼しく感じられるのです。厳しい夏を快適に過ごしながら、電気代を節約するなら「エアコン+扇風機」を試してみてください。
扇風機を賢く使って夏を快適に過ごそう!
扇風機を賢く使うことで節約になり、熱中症も避けられます。
地球温暖化対策にもなるので、環境にも優しい工夫です。
窓をあけて扇風機をつければ、換気がよくなるので感染症対策にもなりますね。暑さが厳しい時や湿度が高いときは我慢せずにエアコンも併用して、暑さが続く夏を快適に乗り越えましょう!